高校生や大学生が卒業間近の2月や3月は、4月からの新卒社員の採用のため新卒の求人が増えます。しかし、これはあくまでも新卒者に限った話しです。企業や会社の殆どは、新卒者はほかの求人とは別と考えていますので、新卒採用時に第二新卒者や転職希望者の求人も増えるとは限りません。第二新卒者や中途採用者の求人は、新卒者の求人とは別な時期に多くなるようです。
新卒者以外の求人が多くなるのは、まずは1月。退職を考えている人の多くは、ボーナスをもらってから仕事をやめようという人が実に多いです。ですから、冬のボーナスも出て、年末くらいで仕事をやめる人が多くなるので1月は求人数は多くなります。同じ理由で8月や9月。夏のボーナスの支給が終った後、少し働いて、お盆休みなどを境に退職を考える人も多いです。
逆に、求人数は少なめなのは4月。2月や3月で4月からの採用が決定していますので、4月は一番従業員が多い時期です。この時期に求人を募集している職場は、人の出入りが激しかったり、ブラック企業などである場合が多いので気をつけたほうがいいでしょう。また、5月も求人は少なめなほうなのですが、4月から勤務してゴールデンウィークで退職するという人たちも多いです。第二新卒者たちには狙い目の求人のある時期です。
このように、時期によって求人の質も違ってきます。うまく時期を活用して、自分に合った求人を見つけましょう。